Works

2019 インスタレーション / 人感センサー 光合成用 LED 造花 生花 映像 回転台
4コマ漫画を題材にした作品。人感センサーにつながった植物用 LED ライトが観客の動きによって光り、(スキ)や(あなた)の文字が浮かび上がる。光合成用のライトは造花と生花を照らし、その生育環境に影響を与えるかもしれない。
私たちの物語は私たちによって創られるのかを問う作品。

メキシコでのいけばなパフォーマンス
2019 インスタレーション / メキシコで拾ったヤシ、マーケットの野菜、メキシコの日常品、植物用 LED ライト

2019 インスタレーション / 盆栽 映像
盆栽の本当の影とプロジェクターの偽物の影を重ねました。存在とは何か、見えるとは何かを考えた作品です。
盆栽を鑑賞するために放たれた光の影と、映像として作られた盆栽の影が、空間の中で重なり合っています。現実とフィクションが同時に存在しながら、存在とは何か、見えるとは何かを考えた作品です。


2019 ミクストメディア / 壁用タイル・漆・金粉・プリザーブドフラワー

2019 ミクストメディア / 壁用タイル・漆・金粉・ドライフラワー

2018 インスタレーション/人感センサー 単色蛍光灯 光合成用蛍光灯 電源コード 針金 植物
この作品には人感センサーが3箇所ついていて人が通ると光ったり動いたりします。単色LED蛍光灯と光合成用のLEDライトがそれぞれのセンサーにつないでいます。
他にも回転したり、扇風機が回ったり人がどこに立つか立たないかで植物の環境が変化するインスタレーションです。

2018 インスタレーション/着色どうだんつつじ 樹脂
ふと足元を見たら、私の身体は透明で周りの風景と同化していた。その風景ははっきりとした輪郭をもたず揺らいでいる。私は私が知らない間にできあがった社会の中で、今日も生きている。

2018 ミクストメディア

2018 ミクストメディア

2018 ミクストメディア

2018 ミクストメディア

2018 電飾 電源コード 針金 植物
鑑賞者のアクションによって動き、形が変化する生け花。

2017 キャンドルホルダー / ガラス 樹脂
キャンドルの暖かさで雪が解け新しい芽が出てくる風景を作りました。

2017 ミクストメディア
/ 陶器・どうだんつつじ・ドライユーカリ・漆・金粉
金継ぎとは割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法です。
「継ぎの芽」は壊れてしまった器や壺を、金継ぎで修復し、その継ぎ目から新しい芽が生えてくる作品です。
壊れた後に見えてくる新たな風景を考えました。

2017 インスタレーション/ 陶器・造花・金粉
生活で使われていた陶器などを金継ぎの手法で再生し、その継ぎ目からは植物が芽生えている。
床に並べられた陶器たちはその使われてきた記憶と寄り添いながら、ひとつの小さな庭となる。

2015 インスタレーション / オフィス什器・イルミネーション・LAN コード・植物
様々な情報が飛び交っていた区役所という場で、建て替えのため不要となった什器に植物が侵食し新たな居住者となる。
その時人間の情報という不確かなものはどのように生まれ変わるのだろうか。
あるいは植物はどのように情報と共存していくのだろうか。

2015 写真
対馬の海に漂着したゴミに花を生ける。この生け花は境界の海を彷徨う。

2015 インスタレーション / 輸血パック・建築資材・つつじ・しだれ柳・モンステラ・トクサ
都市に生きる私たちを都市に存在する植物を使って可視化する試み。
都市で人工的に生かされた植物と都市に生きる人間の姿を重ねた。
生かされていることを比喩的に表現するため、病院の点滴チューブを用いた。
大都市のシステムの中で生かされているかもしれない私たちと社会の関係について問う。

2015 ミクストメディア / 種子、樹脂
弾丸はなぜ必要なのだろう。誰かの命を守るため、種の繁栄のため。誰かの命を奪う弾丸、
そこに新たな命の可能性を封じ込めた。私たちは何のために戦うのかを社会に問う作品。

2016 インスタレーション
生け花の後ろにある画面に生け花を生ける過程で失われた枝葉が呼吸するように生えたり消えたりする映像が流れている。

2014 ミクストメディア / 放射能防護マスク、ドライフラワー
現代社会の中に存在する生命そのものを表象化した。私たちと環境社会の間には何かマスクのようなものが存在している。
それは何か見えないもの、見えるはずのものを守るもしくは遮るマスクである。
この作品はマスクというフィルターを通して見えるものと、それとは対照的に見えないものについて問いかけている。